こんばんは、judy(@a15212)です。
筋トレをする方ならほとんどの方が飲んでいるプロテインですが、プロテインを飲んだ後に
- 下痢になる
- 臭いおならが出る
といった症状に悩ませれている方もいるのではないでしょうか。
もしかしたら、それは乳糖不耐症が原因かもしれません。
乳糖不耐症は筋肉をつけたい方にとってはとてもやっかいな存在です。
今回はそんな乳糖不耐症について今回は、
- 乳糖不耐症とは
- 乳糖不耐症による体への影響
- 乳糖不耐症対策
といった内容で紹介していこうと思います。
乳糖不耐症とは

乳糖不耐症は簡単に言うと、牛乳などに含まれる乳糖を上手く分解できずに、下痢を引き起こす状態のことです。
筋トレをしている方が飲んでいるホエイプロテインは一般的に乳糖が含まれているため、牛乳などの乳製品と同じように、乳糖不耐症の方は下痢を起こす可能性があります。
この乳糖不耐症はアジア人に多く、日本人の約半数は乳糖不耐症と言われています。
乳糖不耐症による体への影響

乳糖不耐症が及ぼす影響としては、
- 下痢になる
- たんぱく質をしっかり吸収できない
- 臭いおならが出る
といったものがあります。
下痢を起こしてしまうと、せっかくプロテインを飲んだのにたんぱく質を上手く吸収できていないということになってしまいます。
また、結構な頻度でおならが出ます。
そして、においも強烈なため、まわりに人がいるときにおならをしないように気を付けましょう。
乳糖不耐症の人がプロテインで下痢にならない対策

では乳糖不耐症の方がプロテインでたんぱく質を上手く吸収するためにはどうすれば良いのでしょうか。
対策としては、以下のようなものが挙げられます。
- ホエイプロテインではなくソイプロテインにする
- WPC製法ではなくWPI製法のプロテインを選ぶ
- 牛乳ではなく水に溶かして飲む
ホエイプロテインではなくソイプロテインにする

ホエイプロテインが牛乳を原料に作られている一方で、ソイプロテインは大豆を原料にしたプロテインです。
そのため、ホエイプロテインで下痢を起こす方はソイプロテインに変更するのも有効です。
ただし、ソイプロテインはたんぱく質の吸収スピードがホエイプロテインに比べると遅いため、筋トレで素早いたんぱく質補給をするのにはあんまり向いていないです。
ホエイプロテインは飲んでから1~2時間で吸収されるのに対して、ソイプロテインは飲んでから吸収まで3~8時間かかると言われています。
そのため、筋肉をつける目的でプロテインを飲んでいる方には、これはあまりおすすめできません。
WPC製法ではなくWPI製法のプロテインを選ぶ

ホエイプロテインにはWPC製法とWPI製法の2種類があります。
この2つの違いをまとめると以下のようになります。
- たんぱく質含有量が70~80%程度
- 消化吸収速度がゆっくり
- 乳糖が多く含まれている
- 比較的安価で購入できる
- たんぱく質含有量が90%以上
- 消化吸収速度が速い
- 乳糖がほとんど含まれていない
- WPCのプロテインと比べると高価
比較してみるとWPI製法のプロテインのほうが乳糖がほとんど含まれていないため、乳糖不耐症の方はWPI製法のプロテインを飲むことをおすすめします。
WPI製法のほうが価格は高くなってしまいますが、下痢を起こしてたんぱく質をしっかり吸収できなければ意味がないので、WPI製法のプロテインを飲むようにしましょう。
牛乳ではなく水に溶かして飲む

プロテインを牛乳に溶かして飲むという方もいると思いますが、その場合、牛乳が下痢になる原因となっている可能性もあります。
そのため、乳糖不耐症の方は牛乳ではなく、水に溶かして飲むのをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は日本人に多い乳糖不耐症について紹介しました。
結論として、乳糖不耐症の方はWPI製法のプロテインを選ぶようにするしかないと思います。
WPI製法のプロテインだと価格は高くなってしまいますが、下痢を起こしてたんぱく質をしっかり吸収できなければ意味がないため、筋肉をつけるためには背に腹はかえられません。
筋肉をつけるためにもプロテインの選び方に気を付けて理想の体づくりに励んでいきましょう。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント